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n - caramelizing

日記です。 読み捨てて頂ければ幸い。

絡み

2017.05.25 (Thu) 07:04 Category : 小話

書き始めて放置してた えろを何とか書き終えた(?)けど、書き始めがそもそも途中だった。(冒頭が無い)
とりあえず置いておく。

*

「俺はイルカ先生ともっとイチャイチャしたい」
 カカシがイルカの腰に腕を回しながら言った。その腕がイルカを抱き寄せる。
 耳にカカシの吐息が掛かり、イルカはどきどきして目を瞑った。カカシに耳元で囁かれて、思わず体が震える。
「イルカ先生はどう思ってる?」
「お、俺は・・・」
 イルカはどきどきする余り、声が上ずった。
 カカシの腕の中で、お互いの胸が密着する。イルカは息を飲んで一瞬黙った。真っ赤になりながら口を開く。
「あ・・・。俺は・・・俺も、カカシ先生と、もっと・・・親しくしたいと・・・思ってます」
 イルカは上手く息継ぎができず、胸が苦しくなった。どきどきする。目には涙が浮かんだ。
 カカシの腕が、更にイルカを抱きしめた。
「ほんと?うれしいな」
 カカシはそう言うと、イルカの唇にキスをした。唇が吸いついて、離れる。
 ちゅ、と可愛らしい音がした。
「それって、これよりもっとって意味だよね?」
 カカシがやさしく問う。
 イルカは息が止まって、すぐに声が出なかった。返事をしようとすると過呼吸のようになって、声が出せない。
 イルカは涙目になってカカシを見つめ、微かに唇を開いた。
 もっと、してほしい。
 もっと、親しくしたい。
 イルカはカカシの服を掴んで縋った。
 カカシはイルカの気持ちが分かったのか、もう一度キスをして、今度はイルカの口の中に舌を差し入れた。
 舌が触れ合い、絡まって、くちゅ、と音がする。
 イルカは自ら舌を差し出し、深く口づけた。
 唇が合わさる度に音がし、息遣いが荒くなっていく。イルカは興奮した。
 でも、これだけでは嫌だった。
 もっと、ほしい。親しくしたい。
 全身で求め合いたい。
 離れられなくなるほど深く繋がりたい。
 イルカは、カカシの背中に腕を回して抱きしめた。唇をねだる。
 カカシはキスをしながら、イルカをその場に押し倒した。
 二人の体が重なり、イルカは待ち切れなくて、カカシにしがみついて身を捩った。カカシが腰を押しつける。
 お互い興奮しているのがよく分かった。それを想像して、体が熱くなる。
「イルカ」
「カカシさん」
 重ねた腰を揺すると、服を着たままでも気持ちよかった。でもやっぱり素肌に触れたくて服を脱いでいく。
 一枚脱いでは戯れ、一枚脱いでは戯れ、裸になった頃にはもうお互い準備は万端だった。
 二人は裸になると、改めて体を重ねた。二つの体が一つに繋がる。
 イルカはそれだけで嬉しくて震えた。咥え込んだカカシの熱が、イルカを求めて動く。イルカは長くはもたなくて、情けないほどあっさりと達した。
 あまりに恥ずかしくて何もできないでいると、カカシが慰めるようにキスをした。
「カカシさん・・・」
「イルカ・・・。もう少しつきあって」
「はい」
 二人は激しく求め合った。素肌が叩きつけられて、音を立てる。カカシに体を揺さぶられて、イルカはまたすぐにでも達しそうだった。きもちよくて我慢ができない。
「ひっ、あっ・・・!」
「はっ・・・イルカ・・・」
「カカシさんっ・・・あぁっ!」
 イルカがカカシに申し訳なく思いながら達するのとほぼ同時に、イルカの中にカカシが精を放った。
「あっ・・・カカシさん・・・」
 また自分だけイってしまうと思っていたイルカは安心して、気持ちよかったのもあり、ぼろぼろと泣き出した。カカシが唇で涙を拭った。
「イルカ先生・・・。気持ちよかった?」
「はい。・・・カカシさんは?」
「ふふ、俺も」
 カカシがイルカの頭をやさしく撫で、額にキスをした。ありがとう、とカカシが囁く。
 イルカは照れて赤くなり、仰向けだった体を横に向けた。その隣にカカシが向かい合うように横になる。
 カカシがイルカに腕を回すと、イルカもカカシの胸に寄り添った。抱き合ったばかりで熱の残るカカシの素肌は心地よかった。
「お礼を言うのは俺の方です」
 イルカはカカシの胸に擦り寄りながら囁いた。
「カカシさん・・・嬉しいです」
 イルカが胸の内を言葉にしてもっと伝えようとしたら、カカシの唇に塞がれた。
「んっ・・・。んうっ・・・」
 カカシは深く口づけると、イルカを抱きしめた。
「またしましょ、イルカ先生」
「・・・はい。カカシさん」
 二人は抱きしめ合って約束した。体が密着して、熱の残る腰が擦れ合う。途端に体の中から淫らな欲が膨れ上がった。
 互いの体の素直な反応を直に感じ、二人は顔を見合わせた。イルカは恥ずかしくなって顔を赤らめたが、カカシの頬もまた赤くなっていた。
 二人で眉を顰めて笑いながら、唇を合わせた。何も言わなくてもお互いがどうしたいのか分かって、体を抱き合う。
「カカシさん・・・」
「イルカ・・・」
 また今度と約束をしたばかりだったが、カカシもイルカも待ち切れずに、すぐにもう一度求め合った。
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二次小説で腐った妄想たれ流してます。なんていうか、ごめんなさい。
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