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日記です。
読み捨てて頂ければ幸い。
火影室へようこそ!
2017.07.12 (Wed) 23:37 | Category : 小話
タイトルは(仮)だけど他に思い浮かばないから多分このまま行く。
特に何も進展なく来て、六代目火影就任から急に進展するカカイル。ってのもいいんじゃないかなぁと思って書き始めました。
カカシがイルカ先生を火影付きにスカウトします。
特に何も進展なく来て、六代目火影就任から急に進展するカカイル。ってのもいいんじゃないかなぁと思って書き始めました。
カカシがイルカ先生を火影付きにスカウトします。
*
六代目火影の就任式が執り行われる少し前に、カカシがイルカを訪ねてアカデミーへやって来た。
イルカが昼休みに副校長に呼び出されて応接室に行くと、そこにはカカシが待っていた。因みにアカデミーの校長は火影が兼任しているので、カカシは次期校長という事になる。
副校長はカカシの相手をしていただけなのか、イルカが応接室に行くと入れ違いに部屋を出て行ってしまった。
イルカに話があるのはカカシの方らしい。
副校長経由で呼び出されたのだから改まった話なのだろうが、一体何の話なのか見当が付かなかった。
イルカはカカシに促されて、応接室のソファに座った。向かいにカカシが座っている。
「カカシさ・・・いえ、六代目。改まって私に何の話ですか?」
イルカはやや緊張しながら尋ねた。カカシの事はナルトを介してそれなりに知ってはいるが、よく話をしたのはナルトが下忍の頃で、今はあまり接点が無かった。顔を合わせれば挨拶もするし話もするが、お互いの事はよく知らない。
「六代目ってのはやめてください。火影の就任式はまだですし」
カカシはそう言って苦笑した。カカシが目元の表情を緩めたので、イルカの緊張も少し解けた。
「改まって来たのは、実はイルカ先生にお願いがありまして」
カカシが言った。
「イルカ先生に六代目火影の執務を手伝って欲しいんです」
「えっ?」
イルカは目を丸くした。
「三代目の時に手伝っていたでしょ?それに五代目の時も。なので私の時にも・・・お願いしたいんです」
カカシがどこか恥ずかしそうに言った。
イルカは、確かに三代目火影の頃、その執務を手伝っていた。それと五代目火影が就任したての頃も。
しかし手伝ってはいたが、こんなに改まって頼まれた事はなかった。今までは人も少なかったし成り行きで手伝っていたようなものだ。
「アカデミーの仕事もあるのでイルカ先生が大変になるのは分かってるんですが、火影絡みの事務ならイルカ先生が一番把握していると聞いたので」
カカシの言う通りだった。三代目火影の仕事を長く手伝っているうちに、イルカは火影の触る書類には詳しくなってしまった。五代目火影の補佐をしていたシズネにその辺を教え込んだのもイルカだった。
「アカデミーの仕事に支障が出ない範囲で構いませんので、その・・・私を助けてはくれないでしょうか?」
カカシが遠慮がちにイルカを見つめる。イルカはほとんど考えないで口を開いていた。
「そんなの、勿論です。カカシさんの為なら喜んでお力になります」
「!」
イルカはカカシに頼られた事が嬉しくて、カカシが一瞬表情を変えた事に気付かなかった。そもそもカカシはマスクをしているので、余程注意していないと変化には気付けないが。
「本当ですか、イルカ先生」
「はい。断る理由もありません。カカシさんと一緒に仕事できるなんて嬉しいです」
任務に引っ張りだこの上忍とアカデミー教諭では、一緒に任務に出る機会も無い。カカシと一緒の任務に就いてみたいと思った事も過去にあり、イルカは素直に嬉しかった。
カカシは話がまとまって安心したのか、肩の力を抜いた。イルカにはいつもと同じにしか見えなかったが、カカシも少し緊張していたらしい。
イルカはふふっと笑うと、少しだけ話し方を崩した。世間話でもするような話し方になる。
「わざわざこの話の為だけにアカデミーに来てくれたんですか?命令書一枚で済む話なのに」
「そうなんですけど・・・こういうのは顔見て頼んだ方がいいでしょ?毎日一緒に働くんだしさ。嫌そうなら無理に頼みたくないし」
カカシも改まった雰囲気を崩して話した。
「カカシさん、結構要らない心配するんですね。みんなカカシさんと働いてみたいと思ってますよ。憧れてる人多いんですから」
イルカが言うと、カカシは意外そうな顔をした。まさか自分が周囲からどう思われているか知らなかったのか、とイルカの方が意外に思った。
「憧れねえ・・・俺に?・・・じゃあ、イルカ先生も?」
「えっ?」
「憧れてる人?」
カカシがじっとイルカを見つめた。イルカは返答できずに息を飲んだ。顔が熱くなる。
カカシはパッと笑った。
「はは!なーんて、あるわけないですよね!」
「・・・・・・」
イルカは何とも応えられずに黙り込んだ。カカシは笑っている。
「それじゃあ、これからよろしくお願いします。そうだ、早速教えて貰いたいんですが・・・人事の書類作らなきゃいけないから」
「あ、ええ。一緒に作りましょう・・・というか、書類くらい俺が作りますよ?」
その為にイルカが火影の執務を手伝うのだ。しかしカカシは自分で作ると言った。
「一枚目くらい自分で作るよ。イルカ先生への命令書だしね」
任務や異動の際には火影の名前で正式に命令書が作られる。カカシがまず作るのは、イルカを六代目火影付きとする命令書だろう。
「俺の火影としての書類第一号です」
カカシがどこか誇らしげに言った。
それに大した意味など無いのだろうが、イルカは第一号という言葉に嬉しくなって顔を赤くさせた。
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