n - caramelizing
日記です。
読み捨てて頂ければ幸い。
花の咲く頃***
2018.05.26 (Sat) 22:35 | Category : 小話
花の咲く頃の続きの続き。
えろです。
えろです。
*
カカシと付き合うようになってから、イルカは毎日のようにカカシの家に通った。
カカシが任務で居ない日以外は毎日だ。イルカの仕事が終わる頃にカカシが迎えに来てくれて、そのまま食事をしてから家へ行ったり、直接カカシの家へ向かったりした。
家では、二人きりなのをいい事に遠慮なくイチャイチャした。何かにつけて唇を触れ合わせたり、体を触り合ったり、睦言を囁いた。
そして必ず二人で一緒に風呂に入った。裸になると、主にカカシがイルカに触った。カカシの熱を咥え込めるように、イルカの固い蕾を指を使って少しずつほぐし、日々慣らしていった。
風呂から上がると今度はベッドで戯れた。体を重ねて愛撫をし、互いの肌を求め合った。これも気持ちよくなる為の練習だとカカシは言っていた。
体は繋げなかった。イルカがカカシの体を無理なく受け入れられるようになるまで本番はしない、とカカシは決めているようだった。
イルカはカカシに大事に想われて嬉しかったが、少しもどかしくもあった。カカシの体が目の前で興奮しているのを見ているからだ。
イルカは、カカシのそれをそのままにしておくのは忍びなかった。股間の興奮は手で慰めてはあげられても、それだけでカカシが満足しているようには見えない。
カカシの真似をして口で慰めた事もあったが、カカシの体は一層興奮してしまって、その場では治っても全然満たされていなさそうだった。
実を言うとイルカも少し物足りなかった。カカシと肌を重ねるのはそれだけで心地よかったが、もっと深く繋がりたかったし、カカシを満たしてあげたかった。
「カカシ先生・・・そろそろ挿れてください」
肌を重ね、戯れるようになって一週間経った頃、イルカはベッドでカカシにねだった。
ベッドに入る直前に風呂でたっぷり可愛がられて、イルカの体は充分にカカシを迎える準備が出来ていた。
イルカもそろそろ我慢が出来なくなって来ていた。毎日体を触られ、中を探られて、そろそろ次の刺激が欲しかった。カカシだって同じだろう。毎日肌を重ねて温い快感は得ても、肝心の刺激はおあずけにされたままなのだから。
でもイルカがねだっても、カカシは駄目と言った。
「まだダメ。もっと中で感じられるようになってから」
「・・・・・・」
「そんな顔してもダメ・・・。イルカ先生だって気持ちいい方がいいでしょ?」
カカシは優しくそう言ってイルカを焦らした。こうなるとカカシがいじわるに思えてくる。
イルカは拗ねながらカカシの股間に目を向けた。カカシの裸の体にはあからさまな興奮が見て取れる。
カカシはそれをイルカに挿れたいとは思ってくれないのだろうか。
イルカが黙ってしまうと、カカシはイルカを観察するように見つめた。
「イルカ先生、そんなに俺のが欲しいの?」
「・・・欲しいです。カカシ先生と気持ちよくなりたいし、カカシ先生をもっと近くに感じたい」
イルカは思っている事を素直に口にしてから急に恥ずかしくなった。でもそれに耐えながら、目の前のカカシに手を伸ばす。
「・・・カカシ先生は?」
イルカは伸ばした右手でカカシの額に触れ、前髪を搔き上げた。いつも隠れているカカシの左眼は、今は真っ赤になっていた。
イルカは一緒に暮らすようになってから知ったが、カカシの左眼は興奮するとすぐに赤くなった。噂に聞く写輪眼というものらしい。でもカカシはそれをイルカには見せようとはしなかった。
カカシはすぐに視線を逸らして左目を閉じてしまった。
「見ちゃダメ。向こう向いて」
カカシはそう言ってイルカの肩を掴み、体を反対側へ向かせた。そのままイルカの背中に抱きついて、イルカを四つ這いにさせる。
カカシはイルカを押さえつけるように体を重ね、イルカの耳に口づけた。
「俺だって同じように思ってますよ、イルカ先生」
カカシはそう囁いて、イルカの尻に股間を押しつけた。イルカはあんなに欲しいと思っていたのに思わず強張った。カカシの熱の先端が有無を言わさずイルカの中へ押し入ろうとする。
「あっ、まっ・・・」
カカシはイルカの腰を強引に引き寄せた。カカシの熱がイルカの中に押し込まれる。
「ひあっ・・・!」
イルカはカカシの腕の中でビクビク震えた。カカシの熱に圧迫されて、息がうまく出来なくなる。
「あっ、あ・・・」
「イルカ先生、力抜いて・・・。きつい・・・」
「あ・・・ごめ、な、さい・・・。んっ・・・」
カカシがイルカの腹に手を回し、股間へと滑らせた。イルカのそこを掴み、手を動かす。
「ふっ・・・、んっ・・・」
イルカの体から幾らか力が抜けると、カカシはイルカを抱き寄せて体を更に押し込んだ。カカシの熱がイルカの奥まで届く。
「ああっ・・・!」
イルカはカカシの太くて硬い熱を咥えて喘いだ。恥ずかしくて嬉しくて、カカシの指を咥えるより興奮した。そして指なんかよりずっと気持ちよかった。
「あっ、カカシ先生っ・・・」
イルカは殆ど無意識に腰を高く上げた。尻を突き出し、カカシに擦り付ける。
「あっ、んっ・・・もっと・・・カカシ先生・・・」
イルカは甘い声でねだった。
カカシはイルカをベッドに押さえつけながら腰を振った。カカシの熱が激しく叩きつけられる。
「あっ、ああっ・・・んっ・・・」
「はっ・・・、イルカ先生・・・」
激しくて、熱くて、イルカは我を忘れた。イルカの体は、咥えているカカシの熱を無意識に締めつけていた。
それが善かったのか、カカシがイルカの中で勢いよく精を放った。イルカはそれを体の奥に感じて、また無意識に締めつける。
「っ・・・、イルカ先生っ・・・」
「ひあっ・・・」
イルカもいつの間にか達していた。そのまま崩れるようにベッドにうつ伏せになる。
カカシはそのイルカの背中を抱きしめ、体を預けた。カカシの熱い体がイルカを押し潰す。イルカは重かったが心地よくもあった。
カカシが後ろからイルカの顔を覗き込むようにして頬にキスをした。
「ごめん、イルカ先生・・・中に出しちゃった」
「平気です・・・。きもちよかったです、すごく・・・カカシ先生」
イルカが目を向けると、チラチラと赤い光が視界に入った。
「本当?よかった・・・」
「カカシ先生は?」
「うん。きもちよかった・・・」
カカシにうっとりと囁かれ、イルカは嬉しくてどきどきして感じてしまいそうになった。
「カカシ先生?」
「うん」
「もう一回・・・」
「したい?」
「・・・はい」
イルカが頷くと、カカシはイルカから体を離した。イルカは、くっついていた体が離れて寂しくなった。
するとカカシはイルカの体をひっくり返して仰向けに寝かせた。脚を開かせ腰を押しつける。
イルカは寂しく思ったのも忘れて、興奮で頭が熱くなった。イルカがカカシを見つめると、カカシは体を重ねてイルカに口づけた。
「ん・・・カカシ先生・・・」
「今度は、ゆっくりしましょ」
カカシがゆるゆると体を擦りつける。
「・・・はい」
イルカはカカシの首に両腕を回して、必死に興奮を抑えながら、そっと口づけた。
ねっとりと舌を絡めあう。
ゆっくり、とは言ったものの、ゆっくりだったのは初めだけで、イルカもカカシもすぐに激しく求め合った。
*
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