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n - caramelizing

日記です。 読み捨てて頂ければ幸い。

ベッドでイチャイチャするだけの話

2019.02.11 (Mon) 21:00 Category : 小話

仔カカイルです。タイトル通り。
一行目から始まってますのでご注意。
尚、読み直していない。

*

「あっ、んうっ・・・も、やだぁ・・・カカシ・・・」
 カカシの下で喘いでいたイルカが、今にも溢れそうなほど涙を溜めてカカシを見上げた。
 カカシはつい意地悪してやりたくなったが、大人しくイルカの尻から指を抜いた。
 イルカがベッドに横たわったまま身を縮める。カカシは、イルカに拒まれたショックを隠しながら体を離した。
「ごめん、イルカ・・・もうしないから」
 拒まれたのなら同じヘッドに居る訳にもいかないと思い、カカシはベッドを出て行こうとした。それをイルカが呼び止める。
「カカシ・・・隣にいて」
 イルカが涙目で言うので無下にも出来ず、カカシは乞われるままベッドに戻った。イルカの隣に横になる。
「・・・抱きしめてもいい?」
 カカシが遠慮がちに訊ねると、イルカは「うん」と答えた。カカシはイルカの体に腕を回して、優しく抱き寄せた。体が密着する。
 カカシはイルカの目元にキスをした。イルカは拒まずに、カカシの腕の中で大人しくしている。
「オレね、カカシとこうやってくっついてるの好き。・・・気持ちいい」
 イルカはくすぐったそうにそう言い、カカシに体を寄せた。カカシは嬉しくなって、イルカの髪に唇を擦り付けた。
「・・・カカシは、さっきみたいにしたいの?」
 イルカが不安そうにカカシを見つめる。カカシは一瞬返答に困った。
「・・・うん。でもイルカが嫌ならもうしないよ」
 カカシがそう答えると、腕の中でイルカがもぞりと動いた。
「やだけど・・・やじゃないって言うか・・・。痛いのはやだけど・・・その、ちょっとだけなら・・・」
 イルカがカカシの腕の中で顔を伏せて、もごもご言う。
 カカシがイルカの顔を覗き込むと、イルカは濡れた目を恥ずかしそうに向けた。
 カカシは無造作に唇をイルカの口元に近づけていた。イルカの体が咄嗟に強張る。
 カカシは唇が触れる寸前に止まった。イルカはぎゅっと目を瞑って息を止めている。
「イルカ・・・キスしていい?」
「う・・・ん」
 イルカの同意を得て、カカシは唇を優しく押し付けた。ちゅっと音を立てて、数度口づける。
 唇を放すと、イルカは頬を染めてへにゃっと笑った。もう一度口付ける。イルカは嫌がらなかった。
「・・・体触ってもいい?」
「うん・・・」
 カカシがそっと背中を撫でると、イルカはくすぐったそうに笑った。
「ふふ、くすぐったい」
 イルカは身を捩ったが、カカシは腰を撫で、尻に触った。またイルカの体が微かに強張る。
「んっ・・・」
 カカシはイルカの腰に腕を回すと、強引に抱き寄せた。互いの腹がピッタリとくっ付く。その下の熱くて硬いものが気になった。
「・・・こういうのは?」
「あ・・・。やじゃないけど・・・ヘンな感じ・・・」
 イルカはカカシにしがみついた。互いの脚が擦れ合い、股間が擦れる。カカシの首元でイルカが熱い息を吐いた。
「っ・・・」
 カカシはイルカを腕に抱いたままベッドに仰向けにさせた。イルカの上に重なった体を強く押し付ける。硬くて熱いものが二人の間で押し潰される。更にカカシは腰を揺すった。
「んっ、あっ・・・、カカシ・・・」
 イルカはカカシにしがみついて、熱に浮かされたように呼吸する。イルカが嫌がらなかったのをいい事に、カカシはキスをして腰を擦り付けた。
「んっ・・・!」
 カカシが腰を揺らす度にベッドが揺れ、微かに軋む。やがてイルカもカカシも、緩やかに続く刺激に負けて精を放った。
「ふあっ・・・」
 イルカは出す瞬間に体を震わせると、恥ずかしそうにカカシの肩にしがみついた。
「イルカ・・・気持ちよかったね?」
「・・・!・・・うん」
 イルカは頷くと肩を震わせた。泣いているのだと気付いて、カカシは青くなった。
「ごめん・・・っ。嫌だった?本当にごめん・・・」
 カカシは慌ててイルカの上から退こうとして、イルカに引き止められた。
「ちがうの。嫌じゃなかったよ。恥ずかしかったけど・・・」
 イルカの濡れた目には、今し方の行為の熱が残っていた。
「カ・・・カカシも気持ちよかったんだって思ったら、なんか嬉しくって・・・」
 イルカが戸惑いがちに言う。カカシは表情を緩め、イルカの顔を覗き込んだ。
「うん。気持ちよかったよ」
 カカシがキスをすると、イルカは顎を上げて唇を自分から押し付けた。
 カカシは口付けながら体を重ねた。唇を、体を押し付ける。
 イルカがカカシの背中に腕を回し、二人は抱き合いながらキスをした。僅かな動きで肌が擦れ、下腹部が擦れる。カカシは無意識に腰を動かしていた。
「んっ、ふっ・・・」
 イルカはカカシにしがみついてキスを受ける。二人の腹の間ではまた熱が育ち始めた。
 でも今度はさっきのようにすぐには気持ちよくなれなかった。なかなか達せずにもどかしくなる。
 それでもカカシは体を揺すって、もどかしいソコを擦り合わせるしかなかった。もっと刺激が欲しかったが、イルカは嫌がるかも知れない。
「はぁ・・・カカシ・・・」
 イルカが甘えた声でキスをねだる。
 カカシは少し強めに唇を押し付けて、互いの腹の間に手を入れた。イルカの熱に直接触れる。指でなぞるとイルカが腰を反らした。
「あっ、カカシ!?そこ触っちゃ・・・!」
 イルカの抗議を、カカシは優しく握り潰した。イルカが甘い声でうめく。
 カカシは宥めるようにイルカの額にキスをした。
「大丈夫。早く気持ちよくなりたいでしょ?」
 カカシは二人分の熱を握って優しく扱いた。
「んっ、カカシ・・・」
「イルカ・・・」
 体が熱くなってゆく。手の平からイルカの興奮を感じる。それがカカシを興奮させてゆく。カカシは熱くて頭がくらくらした。
 やがて溜まった熱が弾け、イルカはカカシに強くしがみつき、カカシはイルカを強く抱きしめた。一瞬の快感が過ぎ、熱に溶けてゆく。
 カカシはベッドに横になると、イルカを抱き寄せて目元に口付けた。
「カカシ・・・きもちよかったね?」
「うん」
 カカシはイルカに頬を擦り寄せてキスをした。イルカからもキスをくれる。暫くじゃれ合って、気が済むと枕の上に頭を落ち着けた。
 そこでカカシはお互いの体の有様に漸く気付いた。べとべとに汚れている。頭が冷めて、急に気まずくなる。
「・・・お風呂入って寝よう」
「うん。・・・でも、もう少しくっ付いてたい」
 イルカが照れ臭そうに呟いた。思わぬ言葉にカカシの顔が熱くなる。カカシは黙ってイルカを抱き寄せて、もう一度唇を重ねた。
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