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n - caramelizing

日記です。 読み捨てて頂ければ幸い。

誕生日にコスプレ…する話

2020.06.04 (Thu) 21:22 Category : 小話

昨日の朝からすっかり頭が沸いてまして…かつてないほどカカイルが尊くて仕方ないんですけど、どうしたらいいんですかね、これ。(笑)
妄想滾るままに誕生日にコスプレHする話を書き殴っているんですが、これ文字で書いても私しか楽しくないよね?(笑)ってか何書いてんだよって感じですが。思い立ったら書きたくなってしまって。
書き上げて出したいのはやまやまなんですが、前戯で力尽きそう。
今週エアブーだっけ。特に参加しないから、便乗してエア新刊にでもしようかなあ。
途中まででよければどうぞ。↓



*

「誕生日おめでとう」
 誕生日の夜、珍しく早く帰って来たカカシが花束とプレゼントとキスをくれた。花束もプレゼントの袋も大きくて、イルカは吃驚してしまった。
 イルカは嬉しかったのとなんだか照れくさかったのとで、花束とプレゼントを両手に抱えたままはにかんだ。
「ありがとうございます。ふふ。うれしいです」
 イルカが笑うと、カカシが抱きしめてもう一度キスをした。イルカは感謝の気持ちを込めて丁寧にキスをした。
「カカシさん。プレゼント開けてもいいですか?」
 イルカが少しうきうきしながら訊ねると、カカシは後にしてと答えた。
「先に食事にしません? お腹すいたし……」
「そうですね。俺もお腹すきました」
 イルカはカカシに同意して、貰った花束を早速テーブルに飾った。
 華やかになった食卓で、久しぶりに二人で食事をする。料理はイルカが作ったものだったが、カカシが美味しいと喜んでくれたので嬉しかった。
「本当は、今日くらい俺が作ってあげたかったけど……」
「俺はカカシさんとご飯食べられるだけで満足ですよ。今度休みの日に作ってください」
「休みの日ねえ……」
 カカシがなんとも言えない顔をする。火影に休みの日なんて無いに等しかった。
 一体いつになることやら、とお互いに思って笑い合った。
 楽しい食事を終えて二人で片付けも済ませて、さてゆっくりしようと腰を落ち着けると、カカシが一旦おあずけにしていたプレゼントを持って来てイルカに渡した。
「はい、イルカ先生。プレゼント開けてみて」
 プレゼント開封をおあずけにされていたイルカは、子供のようにわくわくしながら袋を開けた。
 プレゼントの中身は服だった。黒いアンダーシャツ、動きやすそうなスリムパンツ、白灰色のベスト、そして動物を模した白い面が入っていた。いわゆる木ノ葉の暗部の装備一式だ。
「これは……?」
 まさか暗部に任命する、なんて言われはしないだろう。自分にそんな力量が無いのはイルカ自身がよく分かっている。
 イルカはプレゼントを貰った喜びよりも不安に近いものを覚えてカカシを見上げた。カカシはどこか楽しそうな顔をしていた。
「イルカ先生。これでコスプレエッチしましょ」
 カカシがにこにこしながら言った。イルカは耳を疑って、思わず「はあ?」と声を上げた。その声にやや軽蔑が混じっていたにも関わらず、カカシは気にせず楽しそうだった。
「な、なんでそんなこと……」
「イルカ先生、着たら似合いそうだなって思って」
 木ノ葉の忍者なら子供の頃誰もが憧れた暗部の服を『着たら似合いそう』と言われ、イルカは少し嬉しくなってしまった。それもかつて暗部に所属していた、現火影であるカカシに言われたのだ。嬉しくない訳がなかった。
「でも、これ着てなんて……」
 イルカは戸惑った。憧れの制服をそんな事に使っていいのだろうか? 興味は無いとは言い切れないから余計に困った。
 躊躇うイルカの前で、カカシは何処かから紙袋を持って来て中身を取り出した。カカシの手の上に畳まれた服が載っている。黒と白灰色の、暗部の装備一式に見えた。
「俺も着るって言ったら?」
 カカシがニッコリ笑いながら言った。
 暗部の服を、カカシが——イルカはその姿を思い描いて、思わず胸がときめいた。カカシが暗部に所属していた事は有名だし知っていたが、その頃の姿をイルカは見たことは無かった。もちろん写真なんかある訳がない。
「だから……しよ?」
 カカシが暗部の服を手にねだる。イルカは咄嗟に口を開いていた。
「し、します!」
 イルカはさっきまで躊躇っていたのも忘れ、意気込んで返事をした。
 カカシの暗部姿を是非とも見たかった。格好よかったですよ——と、カカシの若い頃を知るヤマトから聞いていたからだ。
 快諾したイルカを見て、カカシはしてやったりと言うように笑っていた。
「それじゃあ早速着替えましょう」
 カカシはそう言ってイルカの服に手を掛けた。勝手に部屋着を脱がせてゆく。
「えっ? わっ、カカシさん! 自分で着れますから!」
「いいから。コツがあるんですよ」
 イルカはカカシに裸にされて、暗部の装備を身につけていった。
 暗部の服はピッタリしていて、確かに着るのにコツが要りそうだった。サイズが合わないのか、股が食い込んで少しきつかった。それもあって、そわそわする。それに下着も穿いていなかった。
「カカシさん……暗部ってパンツ穿かないんですか?」
「うん。穿かない」
 カカシが事も無げに答える。嘘なのか何なのか、イルカには判断がつかなかった。
 イルカの着替えが終わると、カカシも服を着替えた。慣れているのか着替えに一分も掛からない。イルカは目の前に現れた銀髪の暗部をまじまじと見つめた。因みにカカシも着替えの際に下着は脱いでいた。
「この歳で着るとちょっと恥ずかしいですね」
 カカシは少し懐かしそうに自分の格好を見ていた。頭には狐を模した白面を着けている。
 イルカは、そのカカシの姿に見惚れた。格好よかったのだ。若い頃はさぞモテたことだろう。イルカは、自分が当時のカカシを知らないことがなんだか口惜しかった。
「どう? イルカ先生?」
「格好いいです。とても」
 イルカが頬を赤らめて答えると、カカシはちょっと照れ臭そうに笑った。
「本当? イルカ先生も似合ってるよ」
 カカシはそう言ってイルカの背中に腕を回すと、いきなりイルカを抱き上げた。
「うわっ!?」
「ベッド行こう……イルカ先生」
「……」
 イルカはカカシの首に両腕をそっと回すと、顔を近づけてカカシの目元の傷にキスをした。カカシの目が動いてイルカを映す。この目がかつてのように赤かったらと思うと、イルカはドキドキした。
 カカシはイルカを寝室へ運んで、ベッドの上に下ろした。仰向けに寝かせたイルカの上にカカシが覆い被さる。カカシはイルカの顔を覗き込みながらマスクを顎まで下げて、唇をやさしく押しつけた。すぐに舌が触れ合う。
「ん……」
 イルカはキスをしながら、もぞもぞと腰を動かした。股が食い込んで、もどかしかったのだ。
 するとカカシが股間を押しつけて来て、ゆっくりと腰を動かした。
「んっ、カカシさん……」
「ふふ。イルカ先生、興奮してる」
「カカシさんだって……」
 イルカはカカシに抱きついて唇をすり寄せながら囁いた。
 互いの服の下で熱が膨らんでいる。カカシはそれをぐりぐり押しつけた。熱くて、大きいのが分かる。
 イルカはどうにも股がきつくて、腹に手を遣ってズボンの腰を僅かに下げた。するとカカシがイルカの腹を撫で、服の下に指先を入れてイルカの股間の熱を触った。
「イルカ先生、触って欲しいの?」
「あっ、ちが……」
 イルカはカカシの指に直接触られて、反射的に腰をよじった。触られたところが素直に興奮する。
「触って欲しくない?」
 カカシがイルカの熱を指で撫でながら訊ねる。イルカは慌てて首を横に振った。
「触って……カカシさん」
 カカシはイルカのズボンを股の下まで下げると、露わになったイルカの興奮を手に握った。その手を動かして、イルカの熱をこする。
「んっ、あっ……」
「イルカ先生、おおきいから……この服じゃ少しきつかったですね」
 カカシがすっかり興奮したイルカの股間を触りながら囁いた。もうイルカのそこは、きついズボンの中には収まりそうになかった。
 一方カカシのそこも、見て分かるほど興奮していた。服の中に押し込められて窮屈そうに見える。
「カカシさんは? きつくないんですか?」
 イルカはカカシの股間に手を伸ばした。服の上から撫でる。熱くて硬かった。
 カカシはイルカに顔を近づけて何度かキスをした。
「ふ……カカシさん……」
「触って、イルカ先生」
 カカシが囁く。イルカはカカシのズボンを腰から下げて、こぼれ出た熱に指を絡みつけた。

(つづきたい)
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