「ねこのばば」「おまけのこ」

読み終えました。
３日・・・かからなかったね。もっと味わって読むべきでしたか。でも昨夜はかなり味わって涎出るほど同じ文を何度も読み返した気がするんですがね。ごめんなさいかなり萌え萌えしてました。

「ねこのばば」は、佐助の昔話にどきっとしちゃいました。（『産土』）まさか若だんなが！・・・って思ってたらやっぱり昔話だった。なんか前にもこの手法で騙された気がするんだが、俺。（笑）それにしても佐助はかなり歴とした生まれなんですね。だから強いってのもあるのかねー。
「おまけのこ」は、屏風のぞきの話が好きです。屏風のぞきが出ずっばりです。（『畳紙』）屏風のぞき、普通に格好イイです。ｗ 因みに昨夜涎が出るほど読み返したのはこの『畳紙』です。だって屏風のぞきが珍しく格好良いんだもん。いつも佐助と仁吉に吊るし上げられてるのに、今回はなんか男として真っ当な事行ってたからさ。やっぱり今回も吊るされたっぽいけど。（笑）
私は、主人公とは離れたところの外伝的な話の方が好きなのかな。好きなんだよな〜。あのフレとか。（外伝？）

「しゃばけ」「ぬしさまへ」「ねこのばば」「おまけのこ」と言う順でシリーズ本が出てるのですが、後二作の方が、佐助と仁吉が妖っぽい強さを見せてます。人ならざる力って奴ですね。侍相手に瞬殺とかね。あとお寺一軒ぶっ壊したり。破れ寺だったとは言え・・・・ねぇ・・・。
色々な妖怪とかの名前が出てくるのですが、やっぱり鳥山石燕ですかねー。江戸時代の妖怪本書いてた方です。京極堂でよく出てくるのですが、とうとう「しゃばけ」シリーズでも若だんなが持ち出しちゃったよ。
ちょっと前に本屋で見つけたのですが、「鳥山石燕画図百鬼夜行全画集」欲しいです。だって「しゃばけ」シリーズや京極堂シリーズに出てくる妖怪とか全部載ってるんですよ！？こりゃもう買うしかないべ・・・ってまだ買ってないんですけど。（笑）

借りた本読み終えちゃったから暇になってしまうな・・・。