うそうそ

姉に小説を借りました。昨日借りたけどもう読み終えちゃったよ。
しゃばけシリーズ「うそうそ」

ひ弱な長崎屋若旦那が箱根へ湯治へ行くも結局ごたごたに巻き込まれる・・・そんな話。
妖怪が出てくるファンタジーものです。小説は４冊目。他に絵本が出てます。
まぁ今回も仁吉と佐助が格好いいんであります。はあぁ顔が笑うｗｗｗ若旦那はひ弱ですけど頭は切れます。その若旦那を甘やかし庇い守る二人がイイんじゃないですかっ（この人放っておいてあげてください可哀相な人なんです）
因みに本のカバーを取ると、湯治へ連れて行って貰えなかった屏風のぞきが不貞寝しています。（笑）他に一緒に居るのは、鈴彦姫とカワウソと猫又だと思う。
しゃばけシリーズはいつもスラーーーって読めちゃうから楽しいです。
京極は頭を使いすぎる。（笑）

私は「うそうそ」って言葉を知らなかったので調べてみました。


・うそうそ （副）

(1)あたりを見回したりして落ち着かないさま。
「小声に呼ふで―と尋ね廻るは/浄瑠璃・百日曾我」

(2)どことなく、はっきりしないさま。
「暮―と遠き人声（宰馬）/秋の日」

(3)まぬけなさま。
「―と来て物申(ものもう)の苛酷(いらいどさ)/柳多留拾遺」

-------インフォシークのマルチ辞書より。powerd by 三省堂。


だ、そうです。
ついでに


・うそうそ-どき 【うそうそ時】

物がはっきり見えない夕暮れ時、または夜明け前。
「おちかかる―の雨の音（野坡）/炭俵（上）」


うそうそ時って良いなぁ・・・。





あと姉に「続巷説百物語」を貸してしまいました。
「巷説百物語」は何も気にせず貸せるけど、「続～」と「後～」はあまりにもBL過ぎて、そんな普通の人に貸すのは申し訳ないというか気が引けるのです。
でも貸してしまいました。
BL臭いのは私の所為じゃありませんから。作者が悪いんです。だから貸した私の所為じゃありません。
「覗き小平次」もそのうち買おうと思ってます。地味な話らしいですが（笑）
姉に貸すなら「嗤う伊右衛門」が先かなぁ・・・。又さんが見たいからもう一度読みたい。又さんの為だけに・・・！（笑）