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日記です。 読み捨てて頂ければ幸い。

2007.12.22 (Sat) 20:49 Category : 未選択

魍魎の匣、見て来ました。
ビミョ…かな。
コメディ?(笑)
各所細かいポイントでは好きなんですけどね。自分としては。
ネタバレ&レポートいきます。

その前に。
何をどう勘違いしたか、堤幸彦氏が監督だと思ってた自分。
ごめんなさい。酷い勘違いです。
それは私の願望だった。(スマン)


1.語り
前作にて初っ端から飛ばして関口を閉口させた京極堂。しかし今回、京極堂はあんまし語っていない…ように思う。
もしや語っていたのかも知れないけど、榎木津だったり関口の会話に消されたのかも。よく喋ってたからな。得に関口。
関口があんまり喋るから吃驚したわ。でも元はああなのかなあ、とも思った。
確か邪魅の時に京極ばりに語ってて益田が驚いてたよなあ。あんな性格(というか病気?)だけど、関口って弁論好きだと思うし。
きっと今回は鬱状態ではなかったのだね。

京極堂と榎木津と関口が、互いの関係を説明しようと一斉に話し出した時、おろおろしてた鳥口くん、好きです。原作じゃなかなか無いよなあ、こんなシーン。三人同時にマシンガントーク。(笑)
ちゃんと「うへえ」って言わないと、トリちゃん!(むしろ一回も言ってなかった気が)
「聖徳太子じゃなくても三人同時はムリっすよ!」って言って欲しかった。
しかもただでさえ難解な京極堂と、意味不明な榎木津と、かつぜつの悪い関口なんだから。(笑)

2.京極堂
御箱様のとこへ乗り込んで、ひたすら舞う京極堂。(笑)今回やけに腰が軽いぞ、京極堂。
でも、舞う京極堂、素敵。(笑)
チャップリンもフラメンコも、起源は陰陽道なのだと。京極堂曰く。
しばらくすると関口が暇そうにしてたから、かなり長いこと舞って、なおかつ語ってたんだろうな。
あんまり憑物落しがフューチャーされなかったのはちと残念かと思う。
あんまり仏頂面してなかったよ。そういやあ。

3.榎木津
物語の初めは、戦場に居る榎木津から始まる。
海軍だった榎木津は艦隊に乗ってたのだとずっと思ってたけど、映画ではどこかに上陸してた。そこで久保と出会い、なおかつ傷痍弾で負傷したという設定らしい。
しかし阿部氏の眼は大きくて綺麗だ。
背の高い彼が、鴨居などに頭をぶつけないように、ひょいと頭を下げる仕草が好きだなあ。あと、座った時に体をひねって運動してたりとか。(笑)暴れ足りないのかなあ、やっぱり。
そうそう、事務所にある探偵の三角錐。あれ、和寅の分もありました。(笑)助手の名で。
あと、今出川のオッサンが出てたんだよなあ。ああ、なんか急に榎さんの見合いが見たくなった。

4.木場
映画館に入り浸る、謹慎中の木場。
しかしなあ…木場はもっとこう、自分の内に押し込んでおくタイプだと思ってたなあ。黙って愛すタイプ?(どんなだよ)
それに映画館でもあんなに暴れたりしないよな。さすがに。一応公務員である自覚はあると思うのよね。暴走するけど。でも映画館で他人の邪魔になる事はしないと思うのよ。あれはやり過ぎだよう。マニアじゃん。
でも昔の映画館ってああだったのかなあ。主役の登場で「いよッ日本一!」とか言っちゃうような。ちょっといいよね。(笑)

5.その他
グロいの嫌いな人はお勧めしません。本当にみつしりしてますから。
あ、そういや今回、箱を開けたのは、関口じゃなくて榎木津だったなあ。
ってか今回は榎木津が一番出てたのでは?
千鶴さんが榎木津に意外と辛口だったのに吃驚した。
私、店の隣が神社だと思ってたけど、違うのかな。

そして。
八方丸く収めたい京極堂。それを欲張りだと窘める関口。又さんを思い出しました。


はあ。長くなった。
長々とすみませんでした。では。
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