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日記です。 読み捨てて頂ければ幸い。
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おジャマむし

2026.06.03 (Wed) 23:48 Category : 小話

カカイルSS。ポイピクに画像で出したものです。
カカイルと、イチャのジャマをしてしまった忍犬の話





「ん……、はぁ……」
 イルカが詰めていた息をできるだけ静かに吐くと、カカシはイルカをやさしく抱き寄せて、額や目元に唇を落とした。なんだか恥ずかしくて、でもうれしくて、顎を上げてカカシの唇にキスを返す。
 どちらからともなく続きを求めて顔を寄せると、イルカの背後――ベッド脇から、クゥンと犬の鳴き声が聞こえた。
 すっかり二人きりだと思っていたイルカは、カカシに体をすり寄せた体勢で固まった。カカシは、既に重ねていた唇をゆっくり味わってから、イルカの体越しに覗き込むように頭だけ持ち上げた。
 かさり、と足音が聞こえた。 
「カカシ……いっしょに寝て……」
 なんとも寂しそうな声だった。昼間はいつも元気な忍犬が、こんな声を出すのかと少し驚いた。
 カカシは暗がりの中、イルカに目を向けた。どうしようか、と言いたげだった。
 イルカは、カカシの胸から離れて背中をシーツに預け、ベッドから床へ腕を伸ばした。気配を頼りに忍犬の体に触れる。
「おいで」
 イルカが呼ぶと、忍犬は腕にすり寄りながら近づいて来て、ベッドに飛び乗った。狭いベッドには碌にスペースも無かったが、イルカは忍犬を二人の間に寝かせた。
「どうしたの? さみしくなっちゃった?」
「ウン」
 イルカは忍犬の背中をゆっくり撫でてやった。尻尾がゆったり揺れる。
 カカシは何も言わずに、イルカと忍犬の様子を穏やかに見ている。カカシは無造作に忍犬の背中を撫で、その手をイルカの手に重ねた。忍犬は寝てしまったのか、大人しくしている。
「ありがと。イルカ先生……ごめんね」
 カカシが静かに言う。それから顔を近づけて、続きはまた今度ね、と囁いた。
 イルカは「はい」と答えて、唇を重ねた。
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