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日記です。 読み捨てて頂ければ幸い。

素敵なブーメラン(仮)

2023.06.08 (Thu) 15:41 Category : 小話

おとな向け
ブーメランパンツの話。カカイル
書き途中です


 イルカはカカシの前でシャツとズボンを脱いで下着一枚になってみせた。意外に鍛えられているイルカの体を、面積の少ないピッタリした下着が大事な部分だけを辛うじて隠している。所謂ブーメランパンツというものだった。イルカが身に着けているのは黒い無地のもので、かなりスリムなタイプだった。
 それはつい昨日誕生日を迎えたイルカに、カカシがプレゼントしたものだった。プレゼントしたのは単純にカカシが見たかったのと、かなり動きやすく実用的で是非薦めたかったからだった。
 別に無理矢理穿かせたという訳ではなく、穿いたことが無いというイルカに実用的な部分だけをプレゼンしたら興味を持って貰えたので、カカシが誕生日プレゼントを理由に喜んで見繕って来たのだった。
 カカシがプレゼントしたのは黒とグレーの二枚だったが、イルカはまず黒い方を選んで穿いていた。生地面積はかなり狭く、やや際どかったが、適度に筋肉のついたイルカの体をより魅力的に見せていた。
「ヘンじゃないですか?」
 カカシの視線を受けて、イルカが恥ずかしそうに尋ねた。
「変じゃないよ。似合ってる。……少しきつかった?」
 イルカの股間部分はかなりもっこりしていて、パンツの履き口から陰毛の生え際が見えそうになっていた。足の付根はパンツが少し食い込んでいて、後ろは尻の割れ目が大きく見えている。
 イルカはパンツの位置を少し直してから、きつくはないと慌てて答えた。
「今日一日穿いてみて、すごく動きやすかったです。いいですね、これ」
「でしょ? 気に入ってくれたのなら良かった」
 イルカは概ね気に入ってくれたようだが、顔を少し背けて照れた様子で目を閉じた。
「ただ、ちょっと恥ずかしいですけど……」
「まあ、別に人に見せるものじゃないから」
 カカシは涼しい顔でそう答えながら、自分にはたくさん見せて欲しいし見せて貰うけど……と思っていた。イルカは、それもそうですねと何も知らずに笑って答えた。
 カカシはイルカの眩しい姿を見つめてから、際どいパンツしか纏っていないその腰に両手を伸ばしてそっと抱き寄せた。カカシの手が素肌を撫でると、イルカはくすぐったそうに腰を反らせる。
「でも、そのパンツ少し問題があって……」
 カカシはそう言って、イルカの股の下に自分の脚を入れて太股を押しつけた。わざとらしく股間に擦りつける。
「えっ。ひゃっ、カカシさんっ!?」
 カカシはイルカが逃げないように腰に腕を回してしっかりと抱き、イルカの唇に吸いついた。自分の体でイルカの股間を擦りながら、舌を使って深く口づける。
「んっ……はあ……」
 イルカはキスをしながらカカシの首に腕を回して抱きつき、やがて自分からカカシに体を押しつけた。ほとんど裸のイルカの体がほんのり熱くなってゆく。
 カカシは頃合いを見てキスを止め、密着させていた体を少し離した。すっかりその気になっていたイルカが、潤んだ目で不満げにカカシを見る。
 カカシはイルカの機嫌を取るように目元にキスをしてから、イルカの足の付根を撫でた。パンツが少し食い込んでいる。
「あのね、イルカ先生……このパンツ、勃起すると亀頭が見えちゃうんだよね」
 カカシが睦言を囁くようにやさしく言うと、イルカは一瞬ぽかんとしてから自分の股に目を向けた。そこでは、少しだけ元気になったイルカの陰茎がパンツの履き口を広げ、そこからぷっくりとした亀頭を覗かせていた。
「わっ!」
 イルカはカカシの肩から左手を放し、慌てて自分の下腹部を手の平で隠した。
「イルカ先生大きいから、すぐ出て来ちゃうね」
「ばか! 先に言ってください!」
「やってみせた方が分かるでしょ?」
 カカシが笑いながら答えると、イルカに睨まれてしまった。
「ごめんって、イルカ先生。ちゃんと責任取るから……」
 カカシはイルカの左手に自分の手を重ねて、盛り上がっている股間に指先で触れた。イルカの指の隙間からその熱の元を撫でる。固くなっていて、もう下着に収まりそうになかった。
「んっ、カカシさん……」
「しよ、イルカ先生」
「ん……」
 イルカは素直に頷くと自分の股間から手を離して、その手をカカシの腹部に置いた。さり気なくズボンの履き口に指を掛けて、指先で素肌に触れる。それからカカシの股の下に脚を入れて、自分の太股を押しつけた。
 カカシのそこは僅かに熱を持っていたくらいで、イルカほど固くはなっていなかった。イルカは不満そうだった。
「俺だけこんなじゃ恥ずかしいです。カカシさんも……。手で触るのと口でするの、どっちがいいですか?」
 イルカが訊ねる。そんな質問、答えは決まっている。カカシはイルカの目元にキスをしてから、甘い声でねだるように答えた。
「両方」
 イルカは呆れていたが、ダメとは言わなかった。
「もう……。あとで俺にもしてくれます?」
「もちろん。イルカ先生」
 イルカはカカシのズボンの履き口を緩めると、下着ごと少し引き下げた。


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